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2007年9月 4日 (火)

釉がけ

Cimg4673 陶芸の工程の中で一番緊張するのが、釉掛け(釉薬をかける工程)である。それ以上に緊張する工程に焼結や窯出しがあるのだが、陶芸教室の生徒は、それらにはタッチしない。

素焼きが済んだ作品に釉薬をかけるのだが、その前にいくつかの作業がある。まず、外観を見て著しい表面の荒れやバリを紙やすりなどで取り除く。続いて、釉薬をかけたくない箇所に撥水剤を塗る。必要であれば絵や字を描く(下絵付けという)

釉薬はいろいろな種類があるので、作品の土との組み合わせで、出来上がりを想像しながら決める。(これは経験が必要)
今回は、赤土(赤7号)で作った「ぐい飲み」と「湯飲み」、それに白土(白御影)で作った酒器

湯飲みには黒の艶消し釉を全体にかけ、その上に石灰白萩を半分かけ窯変を期待する。
ぐい飲みは油滴天目(正倉院の天目茶わんの様な文様を期待)をかけた。Cimg4670

酒器は下絵を書いたので、透明釉にした。この作品は、過去に何点か作ってきたが、数をこなして見ようと思っている。

釉がけが緊張するのは、一発勝負、つまりやり直しが利かないからである。短時間に全体に均等にかけなければならない。厚くかけようと思って同じところに何回もかけると、厚くなるどころか、かえって薄くなる。
一連の作業をあらかじめ頭の中で復習してから作業にかかるのだが、大概、何らかのハプニングが起こる。

今回もいくつか失敗をしたが、なんとか仕上がった。本焼きの結果が楽しみである。

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